2021年10月03日

作業中の自転車モールトンミニオートマチックSP

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先のデラックスはメッキ加工待ちなので、モールトンミニオートマチックの作業に入ります。

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いつものように先ずは分解です。

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泥除けのステーはほとんどのFフレームでネジが固着しています。塗装に出さない場合はお客様の指示がある時以外は外さないのですが、塗装する場合は外さなければなりません。グライダーでネジの頭を削って外します。代替えのマイナスネジ、ワッシャー、ナットは在庫があるのでご安心下さい。

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メインフレームと泥除けはお客様ご希望の色で塗装します。
フロントフォークとリアスイングアームはメッキ加工に出します。


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2021年09月29日

作業中の自転車1963年 モールトン Fフレーム デラックスSP

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サファリのスイングアームを修理に出しているので、次の車両1963年のデラックスの作業に移ります
作業前に少し走ってみましたが、クランクの取り付けが緩いくらいで他は問題無さそうです。

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分解しました。固着部分はありませんでした。

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お客様のご要望でフロントフォーク、持ち込みのシリーズ2のスイングアームとスタンドをメッキに出します。

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2021年09月27日

作業中の自転車1963年モールトンFフレーム サファリ

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今回はこちらの車両、モールトンサファリ、レアなモデルですね。
お客様が某オークションにて購入されて、リアホイールの振れ、リアホイールがフレームに対して歪んでついているなどが気になるようでで持ち込まれました。

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下からスイングアーム下をのぞくとクラックが入っています。しかも両方に、シリーズ1のスイングアームはこの辺にクラックが入りやすいので要注意ですね。

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取り敢えずスイングアームの歪みを修正しました。キャリアも少し歪んでいますね。

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お客様と相談してスイングアームのクラックを修理することになったので、スイングアームを取り外しで塗装を剥離しました。やはりしっかりクラックが入っています。
早速板金塗装屋さんへ持ち込みました。




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2021年09月26日

作業中の自転車1945年 BATES BARー3

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はい、完成しました。
試乗した感じは、「案外走ってくれる」1945年のフレームに40年代から60年代の部品をセレクトして組んだ車両ですが、何だか踏みたくなります。もちろんディレイラーはスパスパ変速はしませんし、ブレーキもしっかり握らないと聞きませんが普通に使えます。
このままでも、所々自分の好みの部品にゆっくり交換するのも楽しいですよ。
サイズが小さいので小柄な人にポイントが高いですね、166cm短足の僕が画像のポジションです。
詳しくは下記のページをご覧下さい。

https://403jp.com/antool3a.html

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ユーロナンバープレートの発送

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明日上記プレートを発送します。
プレートの制作に関しては下記のページをご覧下さい。

https://403jp.com/no.html


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2021年09月13日

作業中の自転車1945年 BATES BARー2

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GB sport MK3 ブレーキの分解清掃、状態良好です。

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SIMPLEX タケノコタイプのディレイラーの分解清掃、年代相応です。テンション用スプリングはカシメを外すと折れたら困るので洗浄のみです。

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BH Airlightハブの分解清掃、状態良好です。

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LYOTERDペダルの分解清掃、状態良好です。

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ほぼ組み上がりました。あとはテスト走行してバーテープを巻いたら完成です。
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2021年09月08日

クラシックユーロプレートの発送

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上記プレートを発送しました。
プレートの制作に関しては下記のページをご覧下さい。

https://403jp.com/no.html




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2021年09月06日

作業中の自転車1945年 BATES BAR

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今回はこのフレームをベースに組み立てていきます。
Bates BAR まだロンドンに拠点があった1945年頃(U11136のフレームナンバーより)のフレームです。先ず目に付くのはフロントフォークでディアトラントフォークと言うらしいです。あと画像ではわかりにくいのですが、メインのチューブ3本は中央部分が太くなる葉巻型ダブルテーパーでレイノズル531の特注品だそうです。この頃のフレームはBatesオリジナルラグを使用しているのもポイントが高いかも?
シートチューブCT:約19.5インチ 約500mm/英国ライトウエイのフレームでは貴重なサイズです。
トップチューブはCC:約21.5インチ 約550mm/トップチューブが長いのはBatesの特徴でヘッドチューブが立っているためです。

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BB下のフレームナンバー不鮮明ですがU11136とあります。フロントフォークのコラムチューブにもこれまた不鮮明ですがU11136とあります。

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BBの分解清掃、年式相応に摩耗しています~組んでみたらあたりが出ないので左ワンのみ新品に交換してOKです。
ヘッドパーツの分解清掃、こちらもそれなりに摩耗していました。少し段が付いていましたので研磨してOKです。
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2021年09月05日

クラシックユーロナンバープレートの発送

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上記プレートを発送しました。
わかる人には車種がわかる

プレートの制作に関しては下記のページをご覧ください。
https://403jp.com/no.html

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2021年08月21日

作業中の自転車1965年モールトン Fフレーム スピード HPにアップしました。

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1965年モールトンFフレームM4 スピードをホームページにアップしました。
詳しくは下記のページをご覧下さい。
https://403jp.com/4927.html

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2021年08月16日

モールトンFフレームにストンドを

よくお客様からFフレームにスタンドを付けたいが何か良いもはありませんか?と聞かれます。オプションの長ーいスタンドは取り付けるとフレームが凹むのと入手困難かつ高額なので、以前何回かリアブレーキキャリパーのボルトを利用して既成のセンタースタンドを取り付けた事がありました。これはかなり手間がかかるのと、スタンドを跳ね上げた時の角度がイマイチなので、他に何かないかと探していると、BB部分に取り付けるのがありました。これはいけると喜んだのもつかの間、ホーローテックとか言うBB専用みたいで、取り付け径が44mmとのこと、Fフレームは39mmですから取り付けできません。そこで、

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こんなスペーサーを作ってみました。
上側のはクランクを外して取り付けなければなりませんが、位置決めが簡単でスタンド自体の取り付けは簡単です。
下側のはクランクを外さなくていいように2分割したもので、位置決めがちょっと難しく、薄い両面テープなどで仮止めしての作業が簡単かと思います。

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しっかりと固定できました。

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跳ね上げた時は、スイングアームにあたって止まるので緩衝材が必要ですが、すっきり収まります。

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まあまあスタンドとして機能します。

近日スペーサーのみ販売します。
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2021年08月14日

作業中の自転車1965年 モールトン Fフレーム スピードー2

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フロントサスの分解清掃、左右のガタひどくなっていたのでギザギザのナイロンベアリングを交換します。
組み上げるとガタはなくなりしっかりとしました。

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ヘッド周りの分解清掃、それなりの摩耗はありますが問題ありません。
リアスイングアームピボット部の分解清掃、固着なく状態良好です。

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フレーム組み上がりました。

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フレームと同じ65刻印のスターメイアーチャFWの分解清掃、摩耗ありますが問題ありません。リターンスプリング前回交換済みです。

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フロントハブの分解清掃、こちらも摩耗はありますが問題ありません。

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ブレーキキャリパーの分解清掃、オリジナルは鉄のキャリパーですが、初期のデラックスなどに採用されていたGB MK3にアップグレードです。
歪みなく状態良好です。


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2021年08月10日

作業中の自転車モールトンFフレームスペシャルー番外編

先日納車したFフレームスペシャル、気に入っいただけたようで安心していたのですが、ちょっとしたトラブルが発生しました。

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お客様より送られたきた画像です。
リアのラバーサスが切れてしまっています。この症状ははじめてです。
車両から部品までほとんどお客様が持ち込まれたので、”僕には責任ありません”ではちょっと寂しい。
もちろんお客様もよくご理解されているようで、ラバーサスの在庫をお問い合わせ頂きもちろん有償でとのことです。
在庫はあるにはあるのですが、中古品、、また同じ事が起こるかもしれません。
今後の事もあるので代替え品を探してみました。

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右端がオリジナル、中央が削って似せたもの、左端が削る前のゴム、若干大きいのですがなんとか使えそうです。

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僕の車両に組み込んで試してみました。画像は体重がかかった状態です。走ってみましたが違和感なく大丈夫そうなのでお客様に送って様子をみてもらいます。


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2021年08月03日

作業中の自転車モールトン Fフレーム スピード

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今回はこの車両、1965年製のモールトンスピード、5~6年前に買って頂いたお客様より手放したいとのご連絡を頂き買い取りさせて頂きました。この車両はフレーム塗装に対してメッキ部品の錆が多かったので僕の好みで古めのアルミ部品を多用して組んだことをよく覚えています。

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取り敢えず分解して各所傷だらけのフレームをタッチアップして磨あげました。
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2021年07月26日

作業中の自転車モールトンFフレームスペシャルー4

暑さのせいではありませんが、ブログが疎かになってしまっていました。
モールトンFフレームスペシャルの続きです。

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ブレーキキャリパーの分解清掃、このタイプをバラすのははじめてなので1個づつ分解、もし組み立てがわからなくなっても大丈夫

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塗装とメッキが上がってきたのでフレームを組み、各部品を取り付けて行きます。一度仮組をしてあるのでサクサク進むはずでしたが、、、、


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作ってもらったFディレイラーのブラケットが強度不足でちょっと不満、上側の画像のものを作ってみましたが、これでもダメ、
下側の画像のものでやっと満足できるのができました。

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はい、組み上がりました。
仮組で走った時にも感じたのですが、この車両とても良く走ってくれます。

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サイドロゴはお客様と相談してこれになりました。



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2021年06月30日

ユーロプレートの発送6月30日

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明日上記プレートを発送します。
プレートの制作に関しては下記のホームページをご覧下さい。
https://403jp.com/no.html

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2021年06月16日

作業中の自転車モールトンFフレームスペシャルー3

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削りだしのフロントディレイラーブラケットが届いたので装着して再度試乗しました。
問題なく作動してくれます。

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分解して塗装に出しました。

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スイングアームはメッキに出します。

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2021年06月05日

作業中の自転車モールトンFフレームスペシャルー2

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リアブレーキとクランクの干渉はお客様と相談してBBを交換して解決しました。

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こんな事やあんな事をやって

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フロントサスを分解清掃、状態良好です。

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仮組して、試乗してみました。
各部干渉もなく、ディレイラーキャパオーバーのギヤ比もなんとかカバーできています。
悔しいかな、僕のミニベースのスペシャルよりよく走ります。やはりグレードの高い新しい部品で組むと違うようです。

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2台並べてみました。

もうすぐFディレイラーのブラケットが届くのでそれを組み付けてチェック後、分解して塗装となります。

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クラシックユーロナンバープレートの発送

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上記プレートを発送しました。
プレート製作に関しては下記のページをご覧下さい。
https://403jp.com/no.html

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2021年05月19日

作業中の自転車モールトンFフレームスペシャル

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今回はこの車両をベースに、お客様のご要望でスペシャルモデルを製作します。
ベースはフロントサスの無いタイプのミニとなります。

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分解してリアキャリアをカット、塗装を剥離してから加工の為にビルダーさんに送ります。

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はい、フレームが上がってきました。

今回はフレームを切った貼ったしたし、部品もすべてお客様持ち込みなので塗装に出す前に仮組をします。

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仮組以前に問題発生、スプロケットを規定トルクで絞めてもガタがあります。よく見ると、トップギヤとカセットの間にわずかな隙間があります。
カセットとフリー本体の間にシムを入れたら解決するのですが、カセットの裏側(画像)にリベットが2か所、シムを入れるとこのリベットに干渉するのでよろしくない。お客様と相談してリベットを削ってシムを入れることにしました。

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シマノのカセット用のスペーサーは1mmしかないようで、これだとトップギヤでチェーンとエンドが干渉してしまいそうです。あれこれ探すと有りありました。車のステアリングラックを調整するための0.3mmのシムが、これでガタはなくなりました。


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はい、案の定チェーンとエンドが干渉します。

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お客様と相談して、ハブを分解して左側のワッシャーを右にまわして、ホイールのセンターを取り直します。

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干渉は避けられました。

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持ち込みのBBをセット、偶然ですが、チェーンラインやブレームとの間隔もピッタリのBBでしたが、
ブレーキを取り付けると、ブレーキとクランクが干渉します。これ、ミニをモディファイする時よくありますから注意しましょう
クランクを削る、ブレーキを削る、BBを交換する、ブレーキを交換する、
さて、あなたならどうする♪



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