
今回は、1983年製 AM7 トラスフレームが販売された最初の年のモデルで、ビンテージ好きの方に好まれるモデルです。
古いAMによくみられるのですが、全体に塗装が荒れていて傷もあちこちあります。
また、下記の画像の箇所に凹みがあります。このまま組むか、凹みを修正して塗装をやり直すか迷うところです。やれた雰囲気が好きな方や、ガンガン使用する方ならこのまま組んでもう少し塗装が痛んでから塗装をやり直しても良いかもしれません。

どうするか決めかねるのでとりあえず各部品の清掃をして行きます。

フロントサスの分解清掃、摩耗少なくスプリングに錆もなく状態良好です。
リアピボット部の分解清掃、問題ありません。
リアサスのラバーの状態も良好です。
ジョイント部分も問題ありません。

ストロングライトのBBの分解清掃、摩耗少なく状態良好です。
鉄カンパのヘッドパーツの分解清掃、こちらも状態良好です。
Superbeも摩耗少なく状態良好です。

リオターのペダルの分解清掃、摩耗少なく状態良好です。
ZEUSの前後ハブの分解清掃、こちらも摩耗少なく状態良好です。
レジナのフリーも状態良好です。

CLBのブレーキの分解清掃、歪み等なく状態良好です。
分解清掃してみると、年式の割には各部の摩耗やリムサイドの摩耗が少なく、オリジナルのタイヤが装着(使用不可ですが)されていたことから考えて、あまり使用されずに長期保管されていたと考えられます。
さて、塗装をどうするかな?